自分だけを見て、周りの人と比べることなく生きることができたらとても楽なんでしょうが、そういう考え方にたどり着くにはかなり大変です。
特に学生時代の友達という存在は、自分との比較対象としてはとても身近な存在です。
高校時代は多少差がある程度で頑張れば追いつけるぐらいでした。
背中は見えてるし、団栗の背比べといったところ。
でも高校を卒業して8年たった今、もう追いつけないほどの距離ができてしましました。
最近は特にその差を強烈に感じます。
友達との差を感じることが多くなってきた
友達自分を比較してしまうことって結構ありますよね。
そんな時、自分自身の人生がとてつもなく見じなもののように感じてしまいます。
友達の情報としては、リア友とつながっているSNS、そして周りの人たちからの口伝達で入ってきます。
SNSなどはみないことである程度情報を遮断できるんですが、親だとか共通の友達、まわりの知り合いなどからの情報はこちらが情報を止めることはできません。
「知ってる?○○ちゃんさ・・・」
「誰々さんところの人は・・・」
それを聞かされていると、どんどん辛くなってきますし、ちょっとしたことでも皮肉を言われているように感じてしまいます。
「なんで俺だけこんな人生なんだ・・・」
そうなってしまいますよね。
結婚や子供などの話題はかなりきつい
高校を卒業して速い人だと三年ぐらいで結婚する人が出てきます。
でも正直、2、3年ぐらいで結婚したと言われてもそのぐらいだったら別にそこまで辛くないんです。「へえ結構結婚早かったねー」ぐらいの軽い気持ちですみます。
しかし26歳を超えてくるともう結婚適齢期に入ってくるため、どうしても普通の人と自分をくらべてしまうわけです。
まさに自分だけ取り残されているような状態。
自分一人でいるのなら周りのことなど気にせず生きれますが、周りの結婚や子供の話題というのは自分を現実に連れ戻しにくるんです。
仕事についてももう埋められなそう
結婚や子供がいないんだとしても仕事が充実いていたらそこまで劣等感を感じないかもしれません。
でも現状、友達と比べてもいい仕事をしているとは言えない状態。
まあ仕事がよくないから結婚できていないというのもあるんでしょうけどね・・・。
そしてその仕事を簡単に埋めることはできません。
外から見たら「まだ26歳ぐらいな平気だよ!」というかもしれませんが、当の本人からしたら何も身動きがとれないように感じてしまうんです。
仕事もダメ。
私生活もダメ。
かたや、幸せをとにかく振りまいている同級生。この差を見て辛い思いをしてしまうのはしょうがないことではないでしょうか?
これからの人生、どうしたらこの気持ちを変えられるか
友達との差、世間との差で絶望して自殺をしてしまう人も多いでしょう。
でも自殺にだって勇気がいるもの。そう簡単にはできませんからこれからの人生もいきていかないといけません。
人生はまだまだ長いです。
これからの人生、どう生きればいいのでしょうか?
羨ましい友達を超えることはできなそう
あなたにも羨ましいと思う友達がいるはず。
どうでしょうか、その友達を追い越すことはできそうでしょうか?
きっとその人が墜ちない限り、おいつくことはむずかしいでしょう。
私たちのイメージとしては、まさにマラソンのような状態。
友達の背中だけが目の前にある感じだと思います。当然友達にはおいつけない。
でもそもそものイメージが違うのかもしれません。
どうしても同級生、同性、同じ人間ということで同じレースを走っているように感じますが、そうではなくそもそも競技が違うのではないでしょうか?
この認識を変えないと今後も絶対苦しむことになってしまいます。
いわゆる、他所は他所、うちはうちというやつですね。
人生の生き方を変えないといけないのかも
自分が今後どう生きるのか。
どういう生き方をすればいいのか。
今私たちが自分の人生に対して不満に感じているということは、自分の生き方が合っていないということですよね。
ということは自分が満足できる生き方に変えていかないことには私たちの人生はずっと暗いままです。
このまま一生、友達との差を感じて辛い思いをするのですか?
私はいやです。
とりあえず、自分との対話を増やしてみる
とはいえ闇雲にうごいたとしても今のままと一緒です。
どういう人生が自分にとって望みなのか、どういう生き方をするべきなのか。その答えは私自身しかしりません。
私が望む生き方とあなたが望む生き方はきっと違うでしょう。
だからこそ、私たちはしっかりと自分とむきあわないといけないのだと思います。
自分はどういう生き方に幸せを感じるのか。
何が好きなのか。
何が嫌いなのか。
あなたは自分自身というものをしっかりと把握できているでしょうか?
確かに友達との埋められない差ができてしまっているのは確かです。
これはもうどうしようもありません。
でもそもそも埋める必要があるのでしょうか?
友達が得た幸せの形に自分を当てはめてしまっているのかもしれません。
自分の人生の形というのは、結局自分しかわかりません。
自問自答、迷走、ジャーナリング。なんでもいいですが自分としっかりと対話して今後の生き方を一緒に見直しましょう。